あとぴこ部

私が重度のアトピーを治し幸せな人生を歩めるようになった方法を書いたブログ

アトピーにビタミンDが効果あるって?自分で試してみた結果は?

ビタミンDと言えばどんなイメージをお持ちですか?

 

ビタミンDは骨を強くする」

「日光浴でビタミンDが作られる」

ビタミンDでカルシウムの吸収がよくなる」

 

こんな感じかなと思います。

 

それがビタミンDアトピーを治すという情報を知り、当時アトピーの症状が重度だった私は試してみることにしました。

 

今回はビタミンDの効果やビタミンDを試した結果を書いてみました。

ビタミンD

1.  ビタミンDとは?

ビタミンは脂溶性と水溶性に分けられ、ビタミンDは水に溶けにくく油脂に溶ける脂溶性で別名サンシャインビタミンと呼ばれています。

 

ビタミンDは2~7まであり、4~7は活性が低く主に活性が高いビタミンD2とビタミンD3に大別されます。

 

またビタミンDは日光に含まれる紫外線に当たることでビタミンD3を生成することができます。

 

2.  ビタミンDの働き

 

2-1.  骨を丈夫にする

骨は破壊と再生が繰り返され健康な骨を維持していますが、年を取ると破骨細胞の破壊する力が強まり骨が弱くなっていきます。

 

そこでビタミンDが破壊と再生のバランスを戻し骨を強くしていきます。

 

2-2.  免疫機能の調整

  • 体内に侵入したウイルスなどを食べてくれるマクロファージを活性化
  • 炎症を起こすサイトカインと炎症を抑えるサイトカインの調整
  • 体の表面で病原菌が増えないよう抗菌ペプチドの産生の誘発

主に3つの効果で免疫を強化します。

 

アトピーは免疫の暴走と黄色ブドウ球菌が関係しているのでサイトカインの調整と抗菌ペプチドの産生は嬉しい効果ですね。

 

2-3.  インフルエンザの予防

ビタミンDにはインフルエンザの予防効果があり、1,200IU(30㎍)のビタミンDを摂取した人は摂取してない人に比べ42%減少したという報告があります。

 

2-4.  カルシウム濃度の維持

ビタミンDは血中のカルシウム濃度の調整に関わっています。

 

3.  アトピービタミンD不足と関係あるのか?

アレルギー免疫研究にアトピー性皮膚炎に免疫調整作用を示したと報告があったとか、調べるといろいろ出てきます。

 

また反対に、アトピービタミンD不足は関係ないと言う人まで出てきているようです。

 

こういう実験結果って調べれば両方出てきますね。

正直どっちが正しいのかわかりません。

 

そこで私は、

 

4.  自分の体で試してみた

ビタミンDアトピーが治るのか自分の体で試してみることにしました。

 

試してみるのは日光とビタミンDサプリの2つ。

 

「 日光とアトピー

 

厚生労働省が示したビタミンDの推奨量の目安は15㎍(1㎍=40IU)以上で、このうち食品からとる目安が5.5㎍程度です。

 

なので約10㎍分を日光からということになります。

季節や時間などにもよるが夏で大体15~30分で済むようです。

 

しかし、某大学の研究では「アトピーの改善には1000~1600IUのビタミンDが必要だ」というのをよく見かけます。

 

これだと日光に長時間当たらなければならなくなり紫外線などの問題で現実的ではありません。

 

そこで1日1時間2カ月日光に当たるようにしました。(通勤などで日光に当たっている時間は入れていません)

 

結果は赤みやかゆみは引くが日光に当たっているときだけでアトピーの改善はなし

でした。

 

かゆみが引くので少しはマシになるかなと思ったんですが、モヤモヤだけがのこる結果になりました。

 

次に試したのがビタミンDサプリ。

 

ビタミンDサプリとアトピー

 

サプリメントにすると大量に摂取できるので注意が必要で、海外のサプリは1000IU~10000IUまであります。

 

アトピーの改善にはビタミンDが1000~1600IUぐらい必要ということで少し多めの2000IUを2か月間飲んでみることにしました。

 

あまりにも大量に摂取して、副作用で他の病気になると意味がないので少し減らしています。

 

結果は変化なしでした。

 

日光に当たると赤みやかゆみが減ったので、日光で作られたビタミンD量より体内にビタミンDがある状態は何らかの変化があると思いましたが、残念です。

 

不思議なのが日光のときは赤みやかゆみが少し引いたのにサプリメントでは変化がなかった点ですね。

 

当時ビタミンDアトピーの改善はなくビタミンDの摂取をやめようと思っていましたが、

 

私はアトピーが治った今でも日光にあまり当たらないのとリーキーガット症候群かもしれないという理由でビタミンDは取り続けています。

 

5.  ビタミンDとリーキーガット症候群

リーキーガット症候群というのは微生物の侵入を防ぐバリア機能が低下して腸に穴があいてる状態なんですが、

 

この穴から本来なら入ってはいけない異物がが入り全身にさまざまな悪影響を与えます。

 

日本人のおよそ7割で、定かではありませんがアトピーの方はほぼ皆さんがリーキーガット症候群ではないかといわれています。

 

そこでビタミンDが出てきます。

 

リーキーガット症候群は腸粘膜の異常でビタミンDとビタミンAの不足が大いに関係しています。

 

まとめ

ビタミンDは、数々の健康効果がありビタミンと呼ばれていますが、ステロイドホルモンの一種でホルモンなのだそうです。

 

だからビタミンDアトピーが改善するという研究報告が多いんですね。(私はビタミンDアトピーは改善しませんでしたが・・・)

 

それからビタミンDは日光の光で体が作ってくれますが、アトピーの肌が気になって外出を控える方が多いのではないでしょうか?

 

そんな方は少しでもいいのでベランダで日光浴をしてみてはいかがですか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。