強力に保湿する椿油はアトピーに効果あり!?
椿油は昔からあり、髪のパサつきを抑えうるおいとコシを与える効果があります。
また肌になじみがよく強力に肌を保湿することから常に乾燥しているアトピー肌にも良いアイテムと言えます。
しかも椿油には食用もあり食用の椿油も数々の健康効果があります。
私はアトピーの初期や治り始めのときに馬油と椿油を使い分けて使っていました。
今回は椿油について書いてみたいと思います。
1. 椿油ってどういうの?
椿の産地は日本。
椿というキレイな花から採れた椿油はとても肌なじみが良く酸化もしにくく髪の毛や顔、全身にも使うことができます。
そして椿油はブレンドにも向いているので、自分の肌に合ったアトピー肌専用のオイルを作るのに適していると思います。
また成分としてはほとんどが不飽和脂肪酸で、85%がオレイン酸で占めています。このオレイン酸は皮脂の成分に近く、肌の潤いと酸化から守ってくれます。
食用の椿油もオレイン酸が多く、オレイン酸は腸の働きを高めたり生活習慣病を予防してくれるのでアトピー(アトピーも生活習慣病の一種です)に良いと思います。
2. 椿油の効果効能
2-1. 美しい髪を保つ
椿油に含まれる微量成分が髪の潤いを保ちフケを防ぎかゆみが減少します。
2-2. 保湿作用
オレイン酸が豊富で皮脂の成分に近いため、皮膚表面を膜が覆い水分の蒸発を強力に防いでくれます。
2-3. 肌を柔らかくする
肌を柔らかくし古い角質を除去してターンオーバーを正常にします。
3. 使用方法
3-1. 汚れを落とす
顔でアトピーのジュクジュクが出ていないときに限りますが、汚れはタンパク質や皮脂で出来てるので椿油を顔に塗り込む感じで塗ると皮脂が溶け出し汚れが落ちやすくなります。
あとは洗顔をするだけです。
3-2. 全身に塗る
椿油は髪・体と全身に塗れるので場所は気にしなくてもいいと思いますが、アトピーがジュクジュクしている場所は避けましょう。
4. 注意点を守らないとアトピーにとって悪化の原因になる!
注意することは主に2つ。
これは椿油に関わらずオイルを肌に塗るときの注意点です。
椿油を塗りすぎてしまうとニキビの原因になり、そのニキビができたところが不潔になりアトピー肌に影響を与えアトピーが悪化する可能性があります。
もうひとつは椿油が酸化すると過酸化脂質という体にすごく悪影響を及ぼす物質になります。
私は酸化した匂いとは知らず「なんかにおいが違う」と思いながらも椿油を塗り、めちゃくちゃかゆくなり皮膚が赤くなり苦しくなったことがあります。
私のように匂いが違っても「まいいっか」と気にせず塗ってしまうような性格なら初めから塗らない方がいいかもしれませんね。
ただ間違えてほしくないのは注意点を守れば、すごく強力に保湿してくれるし肌を酸化から守ってくれるしでとても素晴らしい椿油です。
まとめ
椿油はアトピーがジュクジュクしているときには向きませんが、アトピーの初期や治り始めたときに馬油と併用してよく使っていたアイテムです。
乾燥が酷いときは椿油、皮膚にちょっと栄養がほしいときは馬油と使い分けて使っていました。
あなたの肌に椿油が合うかわかりませんが、試してはいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。